“エコチャリ”でGO! 渋滞知らずラクラク富士周遊 河口湖にレンタル電動自転車40台(産経新聞)

 山梨県富士河口湖町などの55の観光事業者でつくる「富士河口湖名物開発委員会」(山下茂会長)が、自家用車などで訪れた観光客に電動アシスト自転車をレンタルする「エコサイクル事業」を始めた。自動車が排出する二酸化炭素(CO2 )の抑制や河口湖周辺の交通渋滞の解消、滞在型観光の促進が狙いだ。

 町内のホテルやコテージなど5カ所に電動自転車計40台を用意し、朝から午後6時の間に貸し出す。料金は3時間未満1500円、3時間以上2600円。将来は台数を200台に増やし、専用充電機を町内の飲食店に置く計画もある。

 発進しやすく、坂も登りやすいというヤマハ発動機製の電動自転車「パスシティー−C」を採用し、月額リース料は1台5000円。起伏や体重にもよるが、フルに充電すれば25〜30キロを走行可能という。

 町内のホテル駐車場で行われた出発式では安全祈願の神事の後、関係者が乗り心地を念入りに確認した。

 セレモニーに出席した渡辺凱保(よしやす)町長は「(自転車に乗った観光客が)澄んだ空気といっぱいの緑を楽しむ姿が目に浮かぶ。長く滞在してもらうにもこうした工夫が必要。この“エコチャリ”をセールスポイントにしたい」と期待。山下会長は「自転車なら小さな観光スポットを見つけてもらえる。滞在時間増加のほか、エコにも貢献できる」とメリットを話していた。

 名物開発委員会は、町おこしにつなげようと、河口湖周辺のカッパ伝説をもとにした料理「かっぱめし」も開発している。

 問い合わせ、予約は名物開発委(電話)0555・72・2603。

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